関節のはなし
関節とはなんでしょうか?
ほとんどの人は、”肘や膝など、骨の曲がるところ”と答えるのではないでしょうか?
それも間違いではありませんが、厳密には”2個またはそれ以上の骨と骨がつながっている部分”をさします。
ですから、頭蓋骨の継ぎ目のように、ぜんぜん動かない部分も関節であり、背骨や肋骨のように少ししか動かない部分も関節なのです。 もちろん、肘や膝のようによく動く部分も。
さて、ここからはおなじみの”関節”についてです。
よく動く関節は、その構造から、球関節と、蝶つがい関節に分けることができます。
肩や股など、ほとんどどんな方向にも動かすことができ、回転させたりすることもできるのは球関節。
球関節という名前の由来は、その構造が機械部品の軸受けにそっくりだからです。そういえば、子供のころに作って遊んだプラモデルの肩や股、手首や足首のジョイント部分も球状をしていましたね。
これに対し、肘や膝、指などの蝶つがい関節はその構造がドアの構造に似ていることからそう呼ばれます。蝶つがい関節は一方向にしか動かすことができず、回転させたりすることはできません。
関節を構成する2つの骨の先端はそれぞれ軟骨になっていて、骨同士が傷つけあうことを防いでいます。また、軟骨と軟骨の隙間には滑膜という薄い膜があり、この滑膜の分泌する滑液は、潤滑油の役目を果たしています。